最近は食事を出してくれる山小屋やお湯を入れるだけの携帯食品があるので、料理ができなくても山には行けますが、元々山男は最低限の調理はします。最近はコンビニもあれば外食も簡単にできるので一人暮らしも楽になりましたが、独身で長く暮らしているとある程度自炊もします。そう必要に迫られて？やる部分も多いです。

　一方、「物を作る」ということは好きです。小さいときはプラモデルや工作。今はもうプログラムは書かないまでも、仕事でシステムを作ったりというのも、物作りのひとつです。このホームページなんかも情報発信したいということもありますが、誰も見てくれなかったとしても、作りたいという欲求から作っている部分もあります。そういう点では料理は実に創造的な「物作り」だと思います。

　人が集ってわいわいやるのが好きで、ときどき我が家で各自持ち寄りのホームパーティをやっています。どうせなら盛り上がっておいしいものを自分で作りたいと思います。特にワイルドなものや、奥様たちがあまり作らないもの、パーティ当日が比較的楽なものなどを作るようになりました。そういう点でダッチオーブンを使った料理や燻製（これらはアウトドアから入っている部分もあり）、テリーヌというのが、ちょっと力を入れてるメニューです。（※新居はバルコニーで燻製器が使えないので最近燻製はめったにしません。）

　元来、やりだしたら結構凝り性なので、ダッチオーブンや燻製器、クイジナートのフードプロセッサーなど購入。男性でクイジナートのフードプロセッサーを趣味で使っている人も珍しいでしょう？（笑）　これらはおもちゃとしてもなかなか楽しいんです。

　そんなわけで、きまま仙人が作った男の手料理（でまずまずうまくいったもの）を紹介していきたいと思います。ただ、日頃毎日食べているものは、全然凝っていないありふれたものばかりです。いつもいつも手間を掛けて作っているわけではないので。お間違いの無きよう。。。