高妻山

戸隠山、八方睨からの高妻山

高妻山山頂（2,353m）

妙高山山頂からの高妻山、後は北アルプス槍穂連峰

木々の間からピラミダルな高妻山

■仙人雑感

小生が登ったのは９月だったが、暑く非常に辛かった印象がある。戸隠牧場からのコースは、途中に一不動、二釈迦、三文殊と名付けられたポイントが置かれ、山頂が十阿弥陀となる。修験者の登る山だったからだろう。山頂部はピラミダルで八丁ダルミからはなかなかの急登だ。山頂からは妙高などの頚城三山や戸隠山などがきれいに見える。深田久弥が百名山にこの山を選んだのは面白い。頚城山塊には他にも戸隠山や飯縄山、黒姫山などの名山があるが、戸隠・飯縄・黒姫連山の最高峰であり山の品格からいっても一番立派だという理由から高妻山を選んでいる。たしかに四阿山などから眺めても高妻山は目立つ存在である。が、深田本で書いているのは戸隠のことが主である。歴史としては戸隠全体での選抜と云える。小生は帰路に戸隠山をまわって下山したかったが、かなり疲れていたため諦めてそのまま下りた。

■コースタイム

1998年９月１３日 （晴）　日帰り 　　戸隠牧場（駐車場）6:09−一不動（避難小屋）7:19−四普賢7:53−六弥勒8:13−九勢至8:43− 　　9:27高妻山山頂10:03−五地蔵山11:11−一不動11:51−13:01戸隠牧場