ＵＮＩＦＬＡＭＥダッチオーブン

ＵＮＩＦＬＡＭＥ　１０inch ＳＵＰＥＲ ＤＥＥＰ

前々から欲しいと思っていたダッチオーブン（ＤＯ）を遂に買ってしまった。やはりダッチオーブンはロッジ製かとも思ったが、使いやすさ、機能性を考えてユニフレーム製を選択した。少し違いを記すと、 　　・キッチン使用を考え、足がない（ロッジ製のキッチンＤＯと同じ）。が、キャンプ使用も考え標準でスタンドが付属 　　　している。このスタンドがいろいろ使える。またパン焼きなど用の底網も標準装備。（付属品はタイプにより異なる。） 　　・鋳鉄のロッジ製ＤＯに比べユニフレームのＤＯは中華鍋に使われる黒皮鉄をプレスと削りだしで作っている。 　　　このことは以下の機能面で大きな差となっている。 　　・基本的に割れない。特にヒートショックに強く、熱い状態で水を掛けても大丈夫。もちろん落としても割れない。 　　・錆びにくい。丸洗いすると錆びやすい鋳物に比べて、片付け、アフターケアが格段に楽。 　　・製品ごとのバラつきが少なく、本体と蓋の噛み合わせの精度が高い。 　　・鋳物に比べて熱伝導性が高い？らしい。ユニフレームの方が美味い！？という人もいる。 ユニフレーム製のＤＯは類似品でＤＯとはいえないという人もいるだろう。実際使い込めば使い込むほど黒くなり、「ブラックポット」と呼ばれる味のある色合いになっていく点などは鋳鉄製の魅力だ。また世界的なユーザーのネットワークがある点、ほとんどの関連書籍がロッジ製を念頭において書かれている点などはやはり一目に値する。が、日本人らしい機能性の追及で生まれたユニフレームのＤＯ（他に南部鉄を使った他社のＤＯなどもある。）はとても優れた鉄鍋だと思う。 　普段揚げ物は作らないが、ＤＯではじめに作った料理は何とフライドチキンだった。ＤＯは思っていたより簡単にいろいろな料理ができ、非常においしい。が、使えば使うほど奥が深い感じがする。当分の間はこの鉄鍋にはまりそうだ。

蓋にフランジがあり炭をおいて上火が使える

取っ手がクロスしているので安定感がある

２２０℃耐熱のシリコングリッパー